2026年9月18日、Appleから新型AirPods 5が発売されます。初代AirPodsが登場した2016年から10年、完全ワイヤレスイヤホン市場でAppleのシェアは約28%(Canalys 2026Q2)。一方、2025年9月発売のAirPods Pro 3も依然として高い人気を維持しています。
SNS上では「オープン型でノイキャンって矛盾しない?」という驚きの声とともに、「Pro 3との使い分けが分からない」というコメントが多数見受けられる状況です。AirPods 5とAirPods Pro 3の違いを音質・ノイズキャンセリング・バッテリー・価格・装着感の5軸で比較し、用途別のおすすめモデルをお伝えしましょう。
- スペック差が一目でわかる比較表
- ノイズキャンセリング性能の具体的な違い
- 通勤・ジム・在宅ワークなどシーン別のおすすめ
- 価格差約19,000円に見合う価値の判断基準
AirPods 5とAirPods Pro 3のスペック比較表
両モデルの主要スペックを一覧で確認してみましょう。ちなみにAirPodsの型番は「A」で始まる4桁の数字で管理されており、AirPods 5がA3048/A3049、AirPods Pro 3がA3266/A3267です。修理や保証確認の際に知っておくと便利でしょう。
| 項目 | AirPods 5 | AirPods Pro 3 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 23,800円~27,800円 | 42,800円 |
| 形状 | オープンイヤー型 | カナル型(イヤーチップ付き) |
| チップ | H2 | H2 |
| ANC | 対応(AirPods 4比 約50%向上) | 対応(AirPods 5比 約3倍の遮音力) |
| バッテリー(ANC ON) | 約4~5時間 | 約8時間 |
| ケース込み総再生 | 約30時間 | 約36時間 |
| 防塵・防水 | IP57 | IP57 |
| 空間オーディオ | 対応 | 対応 |
| 心拍数センサー | 非搭載 | 搭載 |
| 聴覚ヘルス機能 | 非搭載 | 搭載 |
| ライブ翻訳 | 対応 | 対応 |
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Apple公式サイトの仕様表によると、価格差は約19,000円。この差額で得られるのは、約3倍のノイキャン性能・約2倍のバッテリー・心拍センサー・聴覚ヘルスの4点です。これらが不要ならAirPods 5で十分でしょう。
ノイズキャンセリング性能の違い

AirPods 5が前モデルAirPods 4比で約50%のノイズ低減向上を実現した一方、AirPods Pro 3はAirPods 5の約3倍のアクティブノイズキャンセリング性能を持っています。数字以上に体感差は大きいものです。
電車やバスの中で音楽を聴く場合、AirPods 5はオープンイヤー型のため周囲の音がうっすら聞こえる設計になっています。走行音が完全には消えず、音量を上げがちになる場面もあるでしょう。
一方、AirPods Pro 3はカナル型のイヤーチップで物理的に遮音したうえで、電子的なノイキャンが加わる仕組みです。実際にカフェで装着してみると、BGMや空調音はほぼ無音に近い状態まで抑え込まれ、集中力が求められるリモートワーク中に使うと生産性の違いを実感できるはずです。
たですし、ランニング中やオフィスで同僚の呼びかけに気づきたい場面では、オープンイヤー型のAirPods 5のほうが安全で実用的でしょう。適応型オーディオ機能が環境音と音楽のバランスを自動調整してくれるため、耳を塞がない安心感はAirPods 5特有のメリットと言えるかもしれません。
バッテリー・音質・フィット感の比較

ANCを有効にした状態でのバッテリー持続時間は、AirPods 5が約4~5時間、AirPods Pro 3が約8時間。片道1時間の通勤で往復2時間使うなら、AirPods 5でも2日は余裕で持つ計算になります。
しかし、新幹線や飛行機での長距離移動が多い方は注意が必要でしょう。東京~博多間の新幹線のぞみは約5時間。AirPods 5ではギリギリか途中で充電が必要になりますが、AirPods Pro 3なら余裕を持って到着まで使い続けられます。
意外と知られていない豆知識として、どちらのモデルも5分の急速充電で約1時間の再生が可能。急いでいる朝の出発前にサッとケースに戻すだけで十分なバッテリーを確保できるでしょう。
音質面では、両モデルともH2チップによるコンピュテーショナルオーディオを搭載。チップ性能自体に差はありませんが、装着方式で低音の聴こえ方が変わります。カナル型のAirPods Pro 3はイヤーチップで密閉されるため低音域がしっかり響き、ベースラインやキックドラムの質感を重視する方に最適です。
AirPods 5のオープンイヤー型は開放感のある自然なサウンドが特徴。長時間装着しても耳が蒸れにくく、ポッドキャストや通話中心の方には快適な選択肢となるでしょう。実際にリモート会議が1日3~4回ある在宅ワーカーからは、「耳への負担が少なくて助かる」という口コミがSNSでも多く見受けられます。
健康機能はAirPods Pro 3だけの独自領域

AirPods Pro 3には心拍数センサーが内蔵されており、ワークアウト中の心拍数をリアルタイムでモニタリング可能。Apple Watchを持っていなくても、ランニングやジムでの心拍ゾーン管理ができる点は大きな強みです。
さらに注目すべきは聴覚ヘルス機能でしょう。Apple公式によると、世界保健機関(WHO)の推計では約15億人が何らかの聴力低下を経験しているとのことです。
- 聴力検査: 自宅で簡易的な聴力テストを実施できます
- 補聴器モード: 軽度~中等度の聴力低下をサポート
- 聴覚保護: 周囲の騒音レベルが危険域に達すると自動で音量を制限
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これらの機能はAirPods 5には搭載されていません。健康管理を重視する方や、40代以降で聴力の変化が気になり始めた方にとっては、19,000円の価格差以上の価値を感じられるかもしれません。
用途別おすすめモデルの選び方
通勤・通学メインの方向け AirPods Pro 3
片道30分~1時間の電車通勤であれば、AirPods Pro 3(約42,800円)の強力なノイキャンが快適です。車内アナウンスは外部音取り込みモードで聞こえますし、混雑した車内でも没入感を維持できるでしょう。
在宅ワーク・オフィス中心の方向け AirPods 5
AirPods 5(約23,800円)のオープンイヤー型が適しています。同僚の声や来客のチャイムに気づけるうえ、長時間装着しても耳が疲れにくい点がメリット。Web会議のマイク品質も十分実用的なレベルに仕上がっています。
ジム・ランニングで使いたい方向け
心拍数モニタリングを活用するならAirPods Pro 3(約42,800円)が最適でしょう。Apple Watchなしでも心拍ゾーンを把握でき、トレーニングの質が上がります。たですし、屋外ランニングで周囲の音を聞きたい場合はAirPods 5の開放型が安全面で優れた選択肢です。
予算を抑えたい方向け AirPods 5 通常モデル
AirPods 5 通常モデル(23,800円)がコスパ最優秀。ANC対応・空間オーディオ・ライブ翻訳と、日常使いに必要な機能は一通り揃っています。4,000円プラスのワイヤレス充電ケース付きモデル(27,800円)は、Qi充電環境がある方におすすめです。
よくある質問
Q. AirPods 5とAirPods Pro 3はどちらが音質がよいですか?
チップ性能は同じH2で、ソフトウェア処理に大きな差はありません。低音の豊かさではカナル型のPro 3が優位ですが、自然な開放感のあるサウンドはAirPods 5の得意分野でしょう。
Q. AirPods 5のノイキャンは実用的なレベルですか?
オープンイヤー型としては十分な性能です。AirPods 4比で約50%向上しており、カフェ程度の環境音なら気にならないレベルまで低減されます。ただし電車内や飛行機のような大きな騒音下では、Pro 3の密閉型には及びません。
Q. AirPods Pro 3は値上げされましたか?
2026年7月に39,800円から42,800円へ改定されました。円安の影響によるもので、3,000円の値上がりです。購入を検討中の方は、Amazonのセール時期を狙うと29,000円台で手に入ることもあるでしょう。
Q. Androidスマートフォンでも使えますか?
Bluetooth接続で音楽再生は可能ですが、空間オーディオや心拍センサーなどApple独自の機能はiPhoneでしか利用できません。Androidユーザーの方は、同価格帯のGalaxy Buds 4 ProやSony WF-1000XM6も候補に入れてみてください。
Q. AirPods 4からAirPods 5に買い替える価値はありますか?
ANC性能の約50%向上とライブ翻訳対応が主な進化点です。AirPods 4のANCモデルを持っている方は、ノイキャンに不満がなければ急いで買い替える必要はないでしょう。ANC非搭載の旧モデルからの乗り換えなら、ANC対応だけでも大きなメリットを感じられるはずです。
Q. ケースの互換性はありますか?
AirPods 5とAirPods Pro 3ではケースの形状が異なるため、互換性はありません。サードパーティ製のケースカバーを購入する際は、対応モデルを必ず確認してください。
Q. どちらがマイク性能に優れていますか?
通話品質はどちらも高水準ですが、AirPods Pro 3のほうが風切り音の低減性能に優れています。屋外での通話が多い方はPro 3のほうが安定した音声を相手に届けられるでしょう。
自分に合ったAirPodsを手に入れよう
AirPods 5とAirPods Pro 3は、同じApple製イヤホンでありながら明確にターゲットが分かれた製品です。日常使いの手軽さと価格を重視するならAirPods 5、ノイキャン性能・バッテリー・健康機能を求めるならAirPods Pro 3が最適でしょう。
9月18日の発売後は実店舗での試聴も可能になります。装着感は個人差が大きいため、Apple Storeや家電量販店で実際に耳に装着してから判断するのが最も確実です。自分のライフスタイルに合った1台を選んでみてください。

