2026年10月6日、Googleは毎月恒例のPixelアップデートを配信しました。中身はAndroid 17向けのセキュリティ修正28件と小さな不具合修正3件だけですが、Pixel 6とPixel 6 Proにとってはこれが「最後の更新」になる見込みです。2021年10月の発売からちょうど5年、Google初の自社チップTensorを載せた記念すべき世代が、サポート期間の終わりを迎えました。
「まだ普通に動くのに、もう買い替えないといけないの?」と迷っている人に向けて、使い続ける場合の注意点と、売る・乗り換える場合の判断材料を数字でまとめました。
この記事でわかること
- Pixel 6・6 Pro・6aそれぞれのサポート期限
- サポート終了後に起きることと、用途別のリスク
- 最終アップデート後にやっておきたい設定チェック
- Pixel 6の中古価格・買取相場(2026年10月時点)と買い替え先の比較
Pixel 6・6 Proのサポートは2026年10月で終了 最終アップデートの中身
もともとPixel 6シリーズのOSアップデート保証は3年でしたが、Googleは2024年12月にこれを5年へ延長しました。その結果、期限は発売から5年後の2026年10月となり、9月上旬配信の「Android 17 QPR1」が最後の大型更新、10月のセキュリティパッチが最終更新という流れになっています。実は次の「QPR2」のベータ版の配信対象からも、Pixel 6と6 Proはすでに外れていました。
シリーズ別のサポート期限
| 機種 | 発売(日本) | サポート期限 | 残り期間(2026年10月22日時点) |
|---|---|---|---|
| Pixel 6 / 6 Pro | 2021年10月 | 2026年10月 | ほぼ0か月 |
| Pixel 6a | 2022年7月 | 2027年7月 | 約9か月 |
| Pixel 7 / 7 Pro | 2022年10月 | 2027年10月 | 約12か月 |
| Pixel 7a | 2023年5月 | 2028年5月 | 約19か月 |
| Pixel 8以降 | 2023年10月〜 | 発売から7年 | 4年以上 |
名前が似ているPixel 6aは発売が9か月遅いため、2027年7月まで更新が続きます。手元の端末が「6」なのか「6a」なのかは、設定アプリの「デバイス情報」で確認しておくと確実です。
10月の最終アップデートで変わったこと
10月分の更新でPixel 6に届いたのは、セキュリティパッチレベルを「2026年10月5日」に引き上げる修正のみで、新機能は追加されていません。公式のアップデート情報によると、修正された脆弱性は28件です。今後新たに見つかった脆弱性は修正されなくなるため、まだ適用していない人はこの最終版だけは入れておくことをおすすめします。
サポート終了後に起きること 使い続けるリスクを用途別に整理

サポートが終わっても、スマホがある日突然使えなくなるわけではありません。電話・LINE・カメラなどは当面そのまま動きます。問題は、時間がたつほど「穴の空いた状態」が広がっていく点です。
| 用途 | 当面の使用 | 注意点 |
|---|---|---|
| 電話・SMS・LINE | 使える | アプリ側の対応OSが上がると使えなくなる可能性あり |
| カメラ・音楽・動画視聴 | 使える | オフライン用途なら影響は小さめ |
| ネットバンキング・証券アプリ | 要注意 | 未修正の脆弱性を突かれるリスクが毎月増える |
| おサイフケータイ・決済 | 要注意 | 決済アプリが古いパッチ端末を対象外にする場合がある |
| 子どもの見守り用サブ機 | 工夫すれば可 | Wi-Fi限定・アプリ最小限で運用 |
ちなみに、Google Play開発者サービスやChromeなどのアプリは、OSのサポートが終わった後もしばらく更新が続くのが通例です。ただし期間は決まっておらず、銀行アプリなどは独自に「対応OS」を引き上げることがあります。お金や個人情報を扱うアプリは、2027年春ごろまでを目安に新しい端末へ移すのが安全でしょう。
最終アップデート後にやっておきたい5つの設定チェック

しばらく使い続けると決めた人向けに、最終アップデート直後に確認しておきたい項目を挙げます。いずれも数分で終わる作業です。
- セキュリティパッチレベルの確認: 設定 → デバイス情報 → Androidバージョンで「2026年10月5日」になっているか確認します
- Google Playシステムアップデート: 同じ画面から最新化します。OSとは別枠で配信されるため、終了後もしばらく届くことがあります
- Google Play プロテクトの有効化: Playストアのプロフィール → Play プロテクトで「アプリのスキャン」がオンか確認します
- 使っていないアプリの削除: 入っているアプリが少ないほど、狙われる入り口も減ります
- バックアップの自動化: Googleフォトと「Googleドライブへのバックアップ」をオンにし、いつ故障しても困らない状態にしておきます
実際に5年使ったPixel 6は、バッテリーの劣化で1日もたなくなっている個体も少なくありません。設定 → バッテリー → バッテリーの状態(表示がある場合)や、充電の減り方を体感で確かめ、膨らみや画面の浮きがあればすぐに使用をやめてください。
Pixel 6の中古価格・買取相場と売るタイミング

サポート終了のニュースが話題になった10月は、買取価格が下がりやすい時期でもあります。2026年10月時点で確認できた相場は次のとおりです。
| 区分 | 価格の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 中古販売(128GB) | 約24,000〜38,000円 | 10月の平均は約25,100円。24,000〜26,000円帯に約48%が集中 |
| 買取(128GB) | 約8,800〜15,000円 | 傷・付属品・キャリア版かどうかで変動 |
| 買取(256GB) | 約10,000〜17,000円 | 未使用の国内版SIMフリーなら最大19,000円前後 |
発売時のGoogleストア価格はPixel 6(128GB)が74,800円、Pixel 6 Proが116,600円でした。5年で買取価格は発売時の1〜2割程度まで下がった計算です。今後はサポート切れの端末として評価されるため、売るなら早めのほうが有利と考えられます。売却前には「Googleアカウントの削除」と「初期化」を必ず行い、おサイフケータイの残高を移しておきましょう。
買い替え先の比較 Pixel 10a・9a・7a・iPhone
Pixel 6からの乗り換えでは、「同じAndroidのまま安く済ませる」か「長く使える新品にする」かで候補が分かれます。比較しやすいよう主な候補を並べました。
| 候補 | 価格の目安 | サポート期限 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Pixel 10a(新品) | 92,800円〜(Googleストア) | 2033年ごろ | 新品で7年使いたい |
| Pixel 9a(新品・中古) | 中古は7万円前後 | 2032年4月 | 電池持ち重視 |
| Pixel 7a(中古) | 約38,000円 | 2028年5月 | とにかく出費を抑えたい |
| iPhoneへ乗り換え | 機種により幅広い | 機種により異なる | 家族がiPhoneで揃っている |
Google Pixel 10a
Googleストアでは2026年10月1日に価格が改定され、128GBモデルが79,900円から92,800円へ、256GBモデルが107,800円へ値上がりしました。それでも7年間のアップデート保証があるため、1年あたりのコストで考えるとPixel 6からの乗り換え先として最も安心感があります。家電量販店や通販では8万円台で見つかることもあるため、購入前に複数のショップを比べるのがおすすめです。
Google Pixel 9a
5,000mAh超の大容量バッテリーを積んだ1世代前のaシリーズです。サポート期限は2032年4月までと十分に長く、Pixel 10aの値上げ後は「新品より安く、長く使える」選択肢として注目されています。Pixel 6のバッテリー持ちに不満があった人には特に体感の差が大きいでしょう。
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74,800円 (税込)
乗り換え時に揃えたいケースとiPhone移行の注意点
Pixel 10a ケース
新しい端末を長く使うなら、最初からケースとフィルムを揃えておくのが基本です。Pixel 10aは背面カメラが出っ張りの少ないデザインのため、手帳型でも薄めのクリアケースでも合わせやすい形状と言われています。価格は1,000〜3,000円前後が中心です。
Google Pixel 10a ケース 手帳型 Pixel11 pixel9a Pixel 8a 手帳 Pixel10 ケース Pixel 10 Pro Pixel9 11Pro 11ProXL スマホケース 手帳型 グーグルピクセル Pixel8 Pixel8Pro Pixel7a Pixel7 Pixel 6a 6 Pixel 9 9Pro
1,650円 (税込)
iPhoneに乗り換える場合のポイント
家族や職場がiPhone中心なら、この機会にiPhoneへ移るのも選択肢です。Appleの「iOSに移行」アプリを使えば、連絡先・写真・カレンダーなどをPixelから転送できます。ただしLINEのトーク履歴は、OSをまたぐと直近14日分しか移せない仕様のため、事前の確認が欠かせません。
Pixel 6のサポート終了に関するよくある質問
Q1. Pixel 6は2026年11月以降も使えますか?
使えます。サポート終了後も電話・LINE・カメラなどは当面そのまま動作するでしょう。ただしセキュリティ修正が届かなくなるため、決済や銀行アプリを使う場合は早めの買い替えをおすすめします。
Q2. Pixel 6aも同じタイミングでサポート終了ですか?
いいえ。Pixel 6aは2022年7月発売のため、サポート期限は2027年7月までです。名前は似ていますが、期限は約9か月異なります。
Q3. Pixel 6 Proはいつまでですか?
Pixel 6 ProもPixel 6と同じ2026年10月が期限です。10月のセキュリティパッチが最終更新になると見られています。
Q4. Pixel 6を今から中古で買うのはありですか?
メイン機としてはおすすめしにくい選択です。2万円台で買えますが、セキュリティ更新がない状態で使うことになります。同じ予算帯なら、2028年5月までサポートが続くPixel 7a(約38,000円)を検討する価値があります。
Q5. Pixel 6を売るときに最低限やることは?
データのバックアップ、Googleアカウントの削除、おサイフケータイの残高移行、初期化の4点です。アカウントを残したまま初期化すると、次の持ち主が使えなくなる場合があります。
Q6. サポート終了後にアプリが使えなくなる時期はわかりますか?
アプリごとに異なり、事前の告知も一律ではありません。銀行・決済アプリは公式サイトの「推奨環境」ページで対応OSを確認しておくと安心です。
Pixel 6の次の1台を決めて、安心して使える環境に移ろう
Pixel 6と6 Proは2026年10月の更新で5年間のサポートを終えました。まずは最終アップデートを適用し、バックアップを取ったうえで、使い続けるか乗り換えるかを決めるのが順番です。
長く使える新品ならPixel 10a、出費を抑えつつ電池持ちを重視するならPixel 9a、家族と環境を揃えたいならiPhoneが候補になります。買取価格はこれから下がっていく可能性が高いため、乗り換えを決めたら早めに動くのがお得です。
